プレ大会実施報告
けいはんなアバターチャレンジ 2023プレ大会
「快晴で開催されました。」
ギネス認定世界最大の日時計の周りでの
アバター(遠隔操縦ロボット)を使った
市民参加の運動会
中学生からシニアまで、全15組が参加しました。
自作ロボットによる参加5ワークス(大学2、メーカ1)、NPOもしくは㈱国際電気通信基礎技術研究所(ATR)提供のロボットでの参加が10ワークスです。競技者の観点では、企業7、大学3、家族等5、年齢は小学生(9歳)からシニア(82歳)までダイバーシティにあふれた大会となりました。
開催:2023年11月19日(日)13:00-15:30
場所:けいはんなプラザ 日時計前
(京都府相楽郡精華町光台1丁目7)
日時計周りにWi-Fiネットワークを作ってStarlinkでインターネットにつなぐことにより、アバターを全世界から送受できる環境を作りました。
障害物競走は、14ワークスが参加。(内訳 5分以内完走:5、5分超時間切れ:9)
買い物競争は、14ワークスが参加。(途中棄権1)
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- 障害物競争
- 優勝: Keigan、タイム3分05秒(賞品「2025大阪・関西万博1日券×3枚)
- 準優勝:ATR-KB、タイム3分05秒 (賞品2025大阪・関西万博Tシャツ(白)×3枚」)
- 3位:自由工房中ノ島AC、タイム4分26秒(賞品「2025大阪・関西万博フェイスタオル×3枚」)
- 買い物競争
- 優勝:とある鋭い製造業、獲得ポイント20p ゴールタイム4分42秒(賞品「2025大阪・関西万博1日券×3枚」)
- 準優勝:自由工房中ノ島AC、獲得ポイント19p ゴールタイム4分19秒(賞品「2025大阪・関西万博Tシャツ(黒)×3枚」)
- 3位:サンシード、獲得ポイント19p ゴールタイム4分20秒(賞品「2025大阪・関西万博トートバック×3枚」)
- 買い物競争
- 優勝:
- 敢闘賞(参加最高齢チーム) 光遊会
- 有望賞(参加最年少チーム) WAN
- 障害物競争
2023プレ大会では2種の競技を行いました
障害物競走
買い物競争
2023プレ大会はYouTube配信されています。観るには写真をクリックしてください。
2023プレ大会ではAvatar Formula 3仕様のアバターを使いました
技術の進歩、競技対象とする生活の局面に合わせて、
Avatar Formula 2、Avatar Formula 1の仕様を決めるつもりです。
2023プレ大会では比較的簡単なレベル1の競技とし、
アバターの仕様は下記Avatar Formula 3とします。自作、購入の別は問いません。事務室用に作られた市販品のアバターの場合、一般に車輪が小さく、凹凸のある路面走行が難しく、プレ大会で使用可能な市販アバターはDouble 3と判明しています。
Avatar Formula 3の仕様
・大きさ:幅60cm以下、高さ150cm以下(長さ120cm以下)
・重量:35kg以下
・速度:時速6キロメートル以下
・衝突エネルギー:14J以下
・携帯電話網等経由で操作者との間で双方向映像通信ができること
・協議会提供のインターネット接続はStarlink。
アバターとの接続はWi-Fi(DHCPでIPアドレスは付与)
・その他
– 歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと
– 監視・競技者との通信が一定時間遅延した場合、
又は通信が途絶した場合等の非常時には、ロボットが自動的に停止することができること
– 交通事故が発生した場合に、事故の発生を直ちに認知できること
– 対傷害保険を付けること
自動車のF1と同様ワークス単位で競技に参加すること
アバター操作の普及、作る楽しさだけでなく、操縦する楽しさも分かち合うため、
自動車のF1レースと同様、アバター提供者と競技者からなるワークス単位で参加してもらいます。
自分でワークスを構成できない場合は、競技会が斡旋することも可能です。
競技者は、10月29日に当NPOが開催したアバター操縦免許試験・予選会に合格した方々です。
自作もしくは購入したアバターに関しては、アバター操縦免許試験・予選会で適合と認められたものです。
空から見た運動会場
㈱けいはんな敷地内の約60mx80mの日時計回りを運動場にしました。
黄色の線が府道との境界で、北側が㈱けいはんな私有地、南側が府道です。歩道の仕様は境界の南北で同じです。
このため、将来府道を走る場合の技術検証の場として最適です。
コース概要
コースを走行した時の地面の状況を映像で紹介
Double3の会場走行映像
Starlinkでインターネットにつなぎ、Doubleを遠隔操縦している様子を映像で紹介